insomnia

鬼束ちひろ( Chihiro Onitsuka ) insomnia歌詞
1.螺旋

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ
編曲:羽毛田丈史

私の何處かで
何かが消え失せ
サビついた怒りを
手放そうとしてる
私は鳥になり
雜踏を飛んで行く
迷いは羽根になり
全てを振り切って行く
Life
My Life
My Fragile Life
やっと氣づいたの

この腕が伸びて
枝や莖になり
あなたを忘れる事で
天にまで屆く
人ゴミの中で
洗い流したリズム
足をつかむ誰かを
そっとすり拔けて
私は鳥になり
雜踏を飛んで行く
迷いは羽根になり
全てを振り切って行く
Life
My Life
My Fragile Life
やっと氣づいたの
Life
My Life
My Precious Life
やっと手に入れたの


2.call

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ
編曲:羽毛田丈史

目の前から私が
消えてしまったら
貴方は名を呼び探してくれる?

この肉體(からだ)が朽ち果てても
逃げられなかったら
貴方は何度でも泣いてくれる?

正義や現實など今更
何にもならないって
氣付いて
狂氣をみせてよ

貴方が並べたどんなに
悲しい噓にだって
今なら
縋り付けるから

だって例えば
私がいなくなる時には
一緒にいなくなってなど
言えるはずない
ねぇ何か言って

儚さが 滴り
時間を 染める
どうか貴方にも屆けばいい

ぎりぎりの日常が
壞れて行く音
どうか貴方にも聽こえればいい

貴方の優しい顏なんて
私を飧い千切るだけで
これ以上
見たくもないから

だっていつの日か
私の姿が見當たらなくて
貴方が狂ってくれると
思えるはずない
ねぇ何か言って

だって例えば
私がいなくなる時には
一緒にいなくなってなど
言えるはずない
ねぇ何か言って


3.イノセンス

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ
編曲:羽毛田丈史

君の暴言は
綺麗すぎて背中が凍る
腫れ上がった部屋で
僕はバランスを取り戾すけど
君のその煙草のけむりが
それは無馱だと

君のその肩に
刻まれた花は淋しい
剝がれ行く皮膚を
僕は必死で隱してるけど
君のその潔さが
全てを見拔くから

足を鳴らすけど
闇から逃げられずに
感情(こころ)がにがい
僕は無罪だけど
君が 君が 奪って行く
小さな隙間さえ

足りないなら そう言って
與えるから そう言ってよ
君は何處を見てるの?
僕の目を見ずに
足りないなら 求めて
全然足りないと
そして僕は報われる
君の海から助かる

踏みにじったものを
元に戾すのは疲れた
いつだって同じ
いつだって非道く污い僕が居る
その柵が君の手にさえ
觸れさせないから

終る視界だと
途絕える行き先だと
振り拂えばいい
僕は無罪だって
何度 僕に 言い聞かせれば
笑ってくれるの?

足りないなら そう言って
與えるから そう言ってよ
僕が理解してあげる
君の指先から全て
足りないなら 求めて
全然足りないと
そして僕は報われる
この嵐など止めれる

足りないなら そう言って
與えるから
足りないなら 求めて
そして僕は報われる
足りないなら そう言って
與えるから
足りないなら 求めて
そして僕は報われる


4.シャイン(album version)

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ
編曲:Nozomu Tsuchiya,羽毛田丈史

恐れのない空氣
私は幼く
曇った氣持ちを葬ったわ
乾からびた笑顏
細い兩腕は
何度でも毒にまみれながら
It pressed me
It pressed me
It blamed me
again and again
椅子を蹴り倒し
席を立てる日を日を日を日を日を
願ってた

痛みを清める
鮮やかな花吹雪
忘卻の空は晴れない
It pressed me
It pressed me
It blamed me
again and again
椅子を蹴り倒し
席を立てる日を日を日を日を
It pressed me
It pressed me
It crushed me
again and again
ボロボロになって
起き上がれる日を日を日を日を日を

犧牲など慣れているわ
抵抗などできなかった
血を流す心に氣づかないように生きればいい
It pressed me
It pressed me
It blamed me
again and again
椅子を蹴り倒し
席を立てる日を日を日を日を
It pressed me
It pressed me
It crushed me
again and again
ボロボロになって
起き上がれる日を日を日を日を日を


5.Cage

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ
編曲:Nozomu Tsuchiya,羽毛田丈史

弱ってたこの身體から
零れ落ちた刺が足元を飾り
立ちすくんだまま
映った鏡の
いくつものヒビに文句も言えずに
私は何處に
引きずられてゆくの?
誰か言って
激しく搖さぶって
「もう失うものなど無い」と
1人にしないで
どうか夜が明けるなら
私を現實(いま)ごと連れ去って
下さい

溫かく愛おしい聲も
增えてく擦り傷にさえ
敵わなくなって
だらだらと殘した
わずかな奇蹟を
何度も振り返り確認したり
私はどうして
夢をみないのだろう?
誰か言って
上手く信じさせて
「全ては狂っているんだから」と
1人にしないで
神樣 貴方がいるなら
私を遠くへ逃がして
下さい

Somebody, oh tell me
Defend me from entirely
Somebody, oh tell me
Baby, shout to me

誰か言って
激しく搖さぶって
「もう失うものなど無い」と
1人にしないで
どうか夜が明けるなら
どうか夜が明けるなら
誰か言って
上手く信じさせて
「全ては狂っているんだから」と
1人にしないで
神樣 貴方がいるなら
私を遠くへ逃がして
下さい


6.眩暈

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ
編曲:羽毛田丈史

何かに怯えてた夜を
思い出すのが非道く怖い
ねぇ私は上手に笑えてる?
今は貴方のひざにもたれ
惡魔が來ない事を祈ってる
ねぇ「大丈夫だ」って言って
噓みたいに私を
強く強く信じているから
貴方の腕が聲が背中がここに在って
私の乾いた地面を雨が打つ
逃げる事など出來ない
貴方は何處までも追って來るって
泣きたい位に分かるから 分かるから

殘酷に續いてくこの路で
例えば私が寶石になったら
その手で炎の中に投げて
邪魔なモノはすぐにでも消えてしまうの
ガラクタで居させて

貴方の腕が聲が背中がここに在って
私の鈍った本音を搔き亂す
氣付きたくなんて無い
自分を振り切る自分を
何處まで走らせるいればいい?

貴方に聞かせられるような
綺麗な言葉が見當たらない
卑屈になって叫ぶ私を
縛りつける前に
優しくなんかしないて

貴方の腕が聲が背中がここに在って
私の乾いた地面を雨が打つ
逃げる事など出來ない
貴方は何處までも追って來るって
泣きたい位に分かるから
貴方の腕が 聲が背中が
ここに在って
貴方の腕が 聲が背中が
ここに在って


7.edge

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ
編曲:羽毛田丈史

もしも貴方を 憎むことが出來るなら
こんな淺い海で 溺れる自分に氣付くけど
きっと私は夢中で呼吸をして
行かないで この想いが痛むのは
私がまだ崩れ落ちずにここに生きてるから
消えないで こんなに胸を荒らして
貴方なしじゃ 全て終れば いいのに

片付いた部屋が 私を一人にさせる
そして震えてるの 自分など要らなくなると
貴方なら何て言って抱いてくれる?
行かないで 何もかもが重いのは
私がまだ幻みたいにここに生きてるから
消えないで

心を毆り倒して 何が分かると言うの?
どうやって樂になればいい?
行かないで この想いが痛むのは
私がまだ崩れ落ちずにここに生きてるから
消えないで こんなに胸を荒らして
貴方なしじゃ 全て終れば いいのに


8.We can go

作詞:鬼束ちひろ
作曲:鬼束ちひろ
編曲:羽毛田丈史

私は非道くもがいてたから
救いの聲さえ聞こえなかったの
誰かの唇が動く度
この肌は色を變えて行く

吐き氣に潰れて行く中で
柔らかな手の平に觸れる
どうか完全なものたちが
そこら中に溢れないように
We can go to the place
Where we're forgiven
耳を塞いでも
叫び續けるから
We can go to the place
Where we get freedom
羽根を失くしても
私は飛べるから

盲目の日々に吞まれながら
私を呼ぶ聲が怖かった
どうか光り輝くものたちが
二人を侵してしまう前に
We can go to the place
Where we're forgiven
失くしたものを
探しに行くから
We can go to the place
Where we get freedom
肌が熱いのを
覺えておくから

We can go to the place
Where we're forgiven
耳を塞いでも 叫び續けるから
We can go to the place
Where we get freedom
羽根を失くしても
私は飛べるから